Flutterアプリ開発時のプロキシ設定まとめ

プロキシ環境下におけるWindows+Android Studio+Flutterでのアプリ開発で必要なプロキシ設定をまとめてみました。

各種コマンド(FlutterやGrale)もプロキシで動かせるようにしているもので、インストールされたbatファイル等に手を加える前提です。

元に戻せるよう、バックアップファイル等を作成してお試しください。

環境変数

NO_PROXY=127.0.0.1

Android Studio

Android Studioのメニュー「File」→「Settings」→「System Settings」→「HTTP Proxy」→「Manual proxy configration」で以下の値を設定します。

  • HTTPにチェック
  • Host name:プロキシサーバー
  • Port numer:ポート番号
  • No proxy for:localhost,127.0.0.1等
  • Proxy authentication
    • Login:ユーザ名
    • Password:パスワード(URLエンコードはしない)

Gradle

以下の2ファイルを編集します。

systemProp.http.proxyHost={プロキシサーバー}
systemProp.http.proxyPort={ポート番号}
systemProp.http.proxyUser={ユーザ名}
systemProp.http.proxyPassword={パスワード(記号はURLエンコードしません)}
systemProp.https.proxyHost={プロキシサーバー}
systemProp.https.proxyPort={ポート番号}
systemProp.https.proxyUser={ユーザ名}
systemProp.https.proxyPassword={パスワード(記号はURLエンコードしません)}
systemProp.jdk.http.auth.tunneling.disabledSchemes=""
@if "%DEBUG%" == "" @echo off
rem --- ここから ---
set JAVA_OPTS=-DproxyHost={プロキシサーバー} -DproxyPort={パスワード} -Dhttp.proxyUser={アカウント} -Dhttp.proxyPassword={パスワード} -Dhttps.proxyUser={アカウント} -Dhttps.proxyPassword={パスワード}
rem --- ここまで ---

Flutter

dart.bat、flutter.batのそれぞれにプロキシ設定コマンドを追記します。

@ECHO off
--- ここから ---
set HTTP_PROXY=http://{アカウント}:{パスワード(URLエンコードあり)}@{プロキシサーバー}:{ポート番号}
set HTTPS_PROXY=http://{アカウント}:{パスワード(URLエンコードあり)}@{プロキシサーバー}:{ポート番号}
--- ここまで ---
@ECHO off
--- ここから ---
set HTTP_PROXY=http://{アカウント}:{パスワード(URLエンコードあり)}@{プロキシサーバー}:{ポート番号}
set HTTPS_PROXY=http://{アカウント}:{パスワード(URLエンコードあり)}@{プロキシサーバー}:{ポート番号}
--- ここまで ---